■特徴(2021/10月時点)
・各種のハダニ類に高い効果を示し、特に幼・若虫と成虫に対して強い殺ダニ効果を示す。卵に処理した場合には孵化後の幼虫をよく抑える。
・低い濃度では速効性はみられなくなるものの、幼・若齢虫が脱皮時(静止期)に死亡する作用がみられる。
・ミツバチ、マメコバチに影響が少ない。
・各種のハダニ類に高い効果を示し、特に幼・若虫と成虫に対して強い殺ダニ効果を示す。卵に処理した場合には孵化直後に幼虫をよく抑える。
・作用の発現は極めて速効的である。
・極めて低い濃度では速効性はみられなくなるものの、幼・若令虫が脱皮時(静止期)に死亡する作用がみられる。
・ミツバチ、マメコバチに影響が極めて少ない。
※『適用作物・適用病害虫について』
農薬の登録・失効については、随時変更される場合がございます。
下記のサイト等で最新情報を入手して、正しくご使用下さい。
☆農林水産消費安全技術センター
【http://www.famic.go.jp】
[注意事項]
・静置時は粘度が高いが、振れば粘度が下がるので、使用前には数回軽く瓶を振ってから使用する。
・石灰硫黄合剤との混用は避ける。
・植物体への浸透移行性がないので、かけ残しのないように葉の裏表に十分に散布する。
・ハダニ類は繁殖が早く、密度が高くなると防除が困難になるので、発生初期に散布むらのないようにていねいに散布する。
・ハダニ類は薬剤抵抗性が発達しやすいので、年1回の散布とし、作用性の異なる他の薬剤と輪番で使用する。
・花き類では花に薬害を生じる場合があるので、花や蕾に薬剤が付着するおそれのある時期には使用をさける。
・蚕に長期間毒性があるので、桑葉にかからないように注意する。
・散布量は対象作物の生育段階、栽培形態および、散布方法に合わせ、調節する。
・使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
・適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。
なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
[安全使用上の注意事項]
・取扱いには十分注意する。
誤って飲みこんだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせる。
使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当てを受ける。
・眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意する。
眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
・原液は皮膚に対して弱い刺激性があるので、皮膚に付着しないように注意する。
付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。
散布の際は防護マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用する。また散布液を吸い込んだり浴びたりしないよう注意し、作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換する。
・作業に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
・かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
・ごく低濃度でも水産動物に強い影響を及ぼすので特に注意する。
・河川、湖沼、海域および養殖池に飛散・流入する恐れのある場所では使用しない。
・散布器具・容器の洗浄水及び残りの薬液は河川等に流さず、周囲に影響のない地点を選定して、土壌表面に散布する等の処理を行い、空容器、空袋等は水産動物に影響を与えないように適切に処理する。